■「前への勇気が足りなかった」と語った鎌田大地
このゴールが決勝点になった。対戦機会は限られているが、日本が欧州の国に勝ったのは2016年のブルガリア以来だ。
結果は勝ちだが、日本が思うように戦えなかったのは事実だ。ピクシーは「フィジカルが及ばなくても戦い方はある」と否定していたが、やはりフィジカルで上回るチームと戦うとやはりこうなってしまうのだろうか。
特に前半は、セルビアが引いて守ったため、日本は攻撃の突破口がつかめず、横パスやバックパスを繰り返した。鎌田はそんな前半を「前への勇気が足りなかった」と反省した。「ああいう展開になると後半、体力が持たないな」とも思ったという。
ケガで離脱した大迫勇也に代わって追加招集されたオナイウ阿道が代表デビューした。判定はオフサイドということだったが、ポストにぶつかりながらもゴールへの執念を見せた。