―まず6月7日のタジキスタン戦について、印象をお願いします。
(※6月7日パナソニックスタジアムでのW杯二次予選対タジキスタン戦 4-1で日本代表が勝利)
大住「もうどうしようもないね。代表のレベルに達していない選手があれだけ多いと、あんな試合になっちゃう。とにかく判断が遅い、プレーが不正確。しかも、プレーがうまく回らないうちに、一人一人がもっと良いことをやろう、みたいな感じになって、非常に悪かったね。森保一監督は会見で“自分の責任です”って言っていたけど。
確かに、寄せ集めでいきなり、みたいな感じで難しい部分はあったと思う。でも、もっと基本的な判断の速さであるとか、パスの精度とか、それがあまりに甘いと、いくらインテンシティが高くても、いくら頑張って走っても、サッカーにはならないよね。僕はそう感じました」
―ミャンマー戦と重なったスタメンは南野拓実だけ。あとの10人はすべて変わってしまった。
大住「状況を考えれば、あのメンバーでやるのは、監督として当たり前のことかもしれないけど。それをやった結果、こんなに酷いとは思わなかった。もうちょっと、きちんとできると思っていたけど」
後藤「森保監督は“私が原因だ、たくさん変えちゃったから”って言っていたけど、変えすぎだよね。10人を変えたわけですけど、後ろのほうはオリンピックのほうにやっちゃったから仕方ない。それに大迫勇也が壊れちゃって使えない(※左足内転筋の故障)。
でも、10人を変えちゃうのはまずい。半分ぐらいずつ変えて、基本ができているところに新しい選手をはめ込んでいくようにすれば、新しく入った選手も対応できる。でも、全部を変えちゃうとみんながバラバラになっちゃうんで。
7日の試合は、ご本人の言うように森保監督のせいかな」