【日本ーU24日本】森保一監督「短期間で一気に変わる」0対3でU24完敗も未来に期待 原悦生PHOTOギャラリー「サッカー遠近」の画像
南野、鎌田、長友 6月3日の日本代表対U-24日本代表戦  撮影:原悦生(SONY α9Ⅱ使用)
6月3日の日本代表対U-24日本代表戦

 無観客の札幌ドーム。日本サッカー協会100周年の水色のユニフォームを着た日本には、ちょっとした貫禄みたいなものが感じられた。

 ジャマイカの来日遅れでの急遽の代替試合となった日本vsU24日本は、「事故」が生んだうれしい副産物だった。前々からフル代表とオリンピック世代とこういった試合はやればいいのに叫ばれていたが、「日本」はフレンドリーでも国際Aマッチに固執してきたため実現することはなかった。

 オリンピック前ということで、オーバーエイジの吉田麻也酒井宏樹遠藤航の3人がリスト入りしたが、遠藤が後半少しプレーしただけだった。

 大迫勇也は「吉田とマッチアップしてみたかった」と語ったが、U24だけでは物足りなかったのだろうか。

 13分に鎌田大地のコーナーキックから大迫という流れで、橋本拳人が先制ゴール。「もう入っちゃった」という印象だった。

 長友佑都は気迫十分だった。長友は躍動し、久保建英板倉滉も圧倒した。

 U24にはもっと伸び伸びと果敢にチャレンジしてほしかった。行けなかったのかもしれないが、若さではなく、おとなしさと感じてしまう姿があった。「気を抜くなよ」というと年上チームの気構えにギャップを感じてしまった。

PHOTO GALLERY 6月3日の日本代表対U-24日本代表戦
  1. 1
  2. 2
  3. 3