■印象に残るのはディエゴの敗北
長谷川監督は前節、「勝てる試合」で清水に3-0で敗れたショックを気にしていた。
「でも、後半は、行って来い!の展開になれたのでメンタルの部分は払拭できたと思っています。ただ、2試合連続で得点を奪うことができなかったので、今度は勝利に持っていけるようにトレーニングの中から精進していきたい。攻撃力を上げる作業をしていきたい」
ディエゴ・オリベイラが倒される場面が目立った。
広島の森島司がこんな話をしていた。
「相手はそこまで圧力をかけて来なかったので、数的優位を作ってペナルティエリア付近までは行けたんですけれど、そこからの崩しのところが見せられなかった。ミドルは狙ったんですけれど、しっかりブロックされていたので、最終的には相手にうまく守られていたのかなと思います」
この話を裏付けるように、14本のシュートをしのぎ切った東京のGK波多野豪は「味方がゴール前で体を張ってくれたり、シュートコースを限定してくれたおかげでボクはプレーしやすかった」と語った。