■5月29日/J1第17節 柏レイソル1―2コンサドーレ札幌(三協F柏)
柏レイソルがホームでコンサドーレ札幌に敗戦。6戦未勝利と泥沼にハマってしまった。
試合序盤から、ペースを掴めなかった。パスを回そうにも札幌の網に引っかかってつなぐことができず、ボールを一向に前に持ち出せない。札幌のボール回しを食い止めようと体を張っても、再びボールを奪われる苦しい展開となった。
5戦勝ちなしで迎えたこの試合に、ネルシーニョ監督は前節からスターティングメンバー3人を変更して挑んだ。さらに、システムも前節・神戸戦で用いた4-2-3-1ではなく、3-1-4-2を採用。ウイングバックが低い位置まで下がって5バックのようにして構えた。
「相手のウイングバックに対してウチのウイングバックがハッキリついていくところを準備していた」とDF古賀太陽は意図をこう試合後に明かしたが、19分に失点してしまう。ボールを保持できないうえにビハインドを負ったことで、4-2-3-1にシステムを変更。
するとその直後に、DF高橋峻希が札幌のペナルティエリア内で倒される。主審ははじめ、ファールを取らずにコーナーキックを指示したが、VARでPKに変更。これをクリスティアーノが決めて同点としてみせた。