■堂安は東京五輪の切り札となる

 耐える時間が長い苦しい展開でも、強靭なメンタリティを発揮し、ここぞという局面で点を取れることは、今季のビーレフェルトで実証済み。特に、東京五輪のトーナメントで無事に準決勝に進めば、メダルを賭けた大一番で対戦するのは、C組とD組を勝ち抜いてきたスペイン、アルゼンチン、ドイツ、ブラジルのどこかと予想される。

 もちろん思わぬダークホースが相手になる可能性もあるが、いずれにせよ強国相手の大一番で勝つには、固い守備から数少ないチャンスをきっちり決められるかが重要なことは、過去の国際大会が証明している。

 つまり、“A代表の重鎮を中心とする守備+フィニッシャーとしての堂安”が、東京五輪を戦う上で重要な武器となるはずだ。

 

■結果

シュトゥットガルト 0-2 アルミニア・ビーレフェルト

■得点

66分 ファビアン・クロス(ビーレフェルト)

72分 堂安律(ビーレフェルト)

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