J1リーグ第15節 横浜F・マリノスー柏レイソル
5月22日(土)|17:00 日産スタジアム
ともに前節は大敗を喫した。横浜F・マリノスは鹿島アントラーズにアウェイで3-5と敗れ、柏レイソルはFC東京に4点を献上して3連敗。屈辱から力強く立ち上がるのは、どちらになるだろうか。
横浜FMにとっては、開幕戦以来となる今季2敗目だった。幸先良く先制しながら、前半ラスト5分と後半開始10分という、警戒が必要なハーフタイム前後で4失点。きついパンチを食らわされた。
柏の前節は、立ち上がりでいきなり崩れた。開始11分で先制点を奪われると、10分足らずのうちに計3失点。ハーフタイムで2人を交代させても、立ち直れなかった。
ともに、気をつけなければいけない時間帯でゴールを許した。今一度、ケアすべき点ははっきりしたはず。シーズンにおいても、ここが踏ん張りどころに思える。横浜FMは本気での首位追撃へ、柏はまさかの残留争いではなく上位争いへ。大事な一戦を迎える。
■横浜F・マリノス
4位 勝ち点27 8勝3分2敗 28得点13失点 得失点差15
【出場停止】なし
【直近5試合結果】
ル○5-1 清水(H)
L●3-5 鹿島(A)
L○2-0 神戸(H)
ル△1-1 広島(A)
L○3-0 FC東京(A)
【通算対戦成績】
H 31試合・10勝 7分14敗
A 31試合・13勝 5分13敗
計 62試合 23勝12分27敗
【直近対戦成績】
2020年11月18日 J1第31節 ○1-0(A)
2020年 8月23日 J1第12節 ●1-2(H)
2019年 8月17日 J1第23節 ●0-3(A)
2019年 4月20日 J1第 8節 ○1-0(H)
2018年 9月23日 J1第27節 ○4-0(H)
【今節のみどころ】
前節は5失点を喫したが、終盤の追い上げなど3ゴールを奪ってもいる。攻撃的なサッカーを標榜するチームで、今節さらに期待したい選手たちがいる。
20日に発表された日本代表メンバーに、オナイウ阿道の名前はなかった。前節の2得点で、J1でのキャリアハイとなる2019年に並ぶ10ゴールに到達した。そのシーズン以来となる日本代表入りはならなかったが、さらにゴールを重ねることで風向きを変えたい。
同日に発表されたU-24日本代表に入ったのが、前田大然だ。これからは、東京五輪のメンバー18人への生き残りレースとなる。そのためにも、さらに加速していきたいところだ。
ルヴァンカップでは仲川輝人も復帰するなど、前線はさらに活気づく。この試合でもチームを引っ張るプレーが期待される。