「サッカー批評のtoto予想」(第1241回)5月22・23日 好調3位鳥栖vs猛追鹿島、仙台はホームで大分とサバイバル!の画像
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 今回のtotoではJ1第15節の10試合と、J2第15節の3試合が対象となっている。過去のデータや直近の様子などから、分析を進めてみよう。

 3位のサガン鳥栖と、6位の鹿島アントラーズが対戦する。上位同士による好カードだ。

 今季の鳥栖は前線から追い込むボール狩りが効き、消化試合数の少なさはあるものの、リーグで唯一の1ケタ失点に抑えている。3位につけているのも納得だ。

 ただし、鹿島の追い上げ具合は目を見張る。監督交代後は無敗を貫き、前節は攻撃的サッカーを展開する横浜F・マリノス相手に5点を挙げてねじ伏せた。通算対戦成績も、鹿島が14勝4分6敗と大きく勝ち越しており、直近5度の対戦では4勝1分と無敗。鳥栖がリーグ戦ここ2試合で引き分けていることを考えても、ここは勢いのある鹿島の勝利を予想する。

 ともに降格圏に沈むベガルタ仙台大分トリニータの対戦は、上位対決に負けない緊張感をはらむことだろう。J1生き残りを懸けるゲームとなるのだ。

 これまでの対戦では大分が11勝1分8敗と勝ち越しているのだが、仙台を上回っているのはJ2での対戦成績が大きく影響してのことだ。J2での対戦では、大分が9勝3敗と圧倒した。逆に、J1では仙台が5勝1分2敗と盛り返しているのだ。

 しかも、大分が得意としたのはホームゲーム。今回は仙台のホームへと乗り込む形だ。昨季はまったく勝てなかったホームで、仙台は勝ち点を挙げるようになってきた。さらに第20節では首位独走の川崎フロンターレと2-2で引き分け、直近の公式戦であるルヴァンカップではサンフレッチェ広島に3-0と勝利。勢いを考えても、ここは仙台に分がありそうだ。

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