【ブンデス分析】東京五輪も確定?遠藤航「「ミッドフィールドのエンジン」となるサムライの画像
遠藤航 撮影:渡辺航滋
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ブンデスリーガ ボルシア・メンヒェングラートバッハvsシュトゥットガルト 2021年5月15日(日本時間22:30キックオフ)】

 異国の地で「サムライ」となった男は、Uー24日本代表に召集されるのかーー。現地時間5月15日に行われたブンデスリーガ第33節。敵地に乗り込んだボルシア・メンヒェングラートバッハ戦で、遠藤航は先発出場した。

 アタカン・カラゾルとダブルボランチでコンビを組んだ日本代表MFは、引き続き中盤の底で安定感を発揮。最終ラインに入ってビルドアップを担うことがあれば、アンカーのポジションでボールを受けてシンプルに散らし、そして時に前線へ縦パスを入れる。シュトゥットガルトの中盤で遠藤を「要」としてボールが回っていく様子は、もはや太陽が東から昇るって西に沈むくらいに当たり前の光景となった。

 加えて、この試合で日本代表MFは、72分に強烈なミドルを決めた。ペナルティ・アークの手前でフィリップ・フォースターからパスを受けた遠藤は、そのまま振り向いてシュート。日本代表MFの得点で1-1の振り出しに戻したシュトゥットガルトは、続いて77分にサーシャ・カライジッチが決勝点を決め、2-1でブンデスリーガの古豪に勝利を収めた。

 93分にマティアス・ギンターと競った際に肘が入ってしまい、5枚目のイエローカードを貰って累積警告で次節は出場停止となったため、残念ながらこの試合が遠藤にとって今季最終戦となった。

 しかし一方で、ペレグリーノ・マタラッツォ監督は「彼は要であり、我々の兵士でありサムライだ。 彼がチームにいることに感謝している」と賛辞を送り、キッカー誌は両チームトップとなる「2.5」の採点で日本代表MFをマン・オブ・ザ・マッチに選出。周囲の高評価はとどまるところを知らない。

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