■最後に感情をあらわにした久保

ヘタフェのやり方に合わせる部分と特徴を活かす部分の狭間で苦しんでいる久保は最後に感情を見せた。

ゴールキーパーまで上がったヘタフェのフリーキックが跳ね返され、久保の足元にボールがきたところで試合終了の笛が鳴ると、目の前に主審がいたにも関わらず、それをゴールに蹴り込んだ。個人の長所とチームオーダーの板挟みになっているだけでなく、それに対応しても個人もチームも結果がついてこない。そんなうまくいかない状況に珍しく苛立ちを露わにした。

 

ヘタフェは36試合を終え勝ち点34。降格圏まで3点差だ。(※バジャドリーが31。ヘタフェより1試合少ない35試合を消化した状態だが、ビジャレアルアトレティコ・マドリードとの試合を残している)

残り2試合。久保は自分らしいプレーでチームを残留させ、終わりよければ全てよし、とすることができるだろうか。

■試合結果

セルタ 1―0 ヘタフェ

■得点

24分 ノリート(セルタ)

  1. 1
  2. 2
  3. 3