J1リーグ第12節 セレッソ大阪―ガンバ大阪
5月2日(日)|17:00 ヤンマースタジアム長居
意地とメンツを懸けた大阪ダービーの1stレグがついに幕を上げる。舞台はヤンマースタジアム。セレッソ大阪のホームだ。緊急事態宣言下での開催となり、2回目の無観客大阪ダービーだが、昨年はパナスタで行われたため、セレッソのホームでは初となる。
“負けられない”という気持ちでぶつかることはもちろんだが、さらなる見どころもある。それが、両チームともに新戦力を起用する可能性があることだ。新外国人選手の入国とチーム合流に時間がかかったため、徐々にそうした戦力がデビューを迎えているJリーグ。この試合で、いきなり秘密兵器として投入されそうだ。
現在、C大阪は6位と上位進出を狙う位置にあるが、一方のG大阪は7試合で1得点を不振を極めている。対照的な2チームだが、そうした“流れ”を無視した展開となるのがダービーでもある。中継必見のカードだ。
■セレッソ大阪
5位 勝ち点20 6勝2分4敗 18得点13失点 得失点差5
【出場停止】なし
【直近5試合結果】
L○1-0 浦和(H)
L●1-2 徳島(H)
L△2-2 福岡(H)
L●0-1 横浜FM(A)
L○1-0 鳥栖(H)
【通算対戦成績】
H 23試合・ 7勝7分 9敗
A 23試合・ 5勝2分16敗
計 46試合・12勝9分25敗
【直近対戦成績】
2020年11月 3日 J1第26節 △1-1(H)
2020年 7月 4日 J1第 2節 ○2-1(A)
2019年 9月28日 J1第27節 ○3-1(H)
2019年 5月18日 J1第12節 ●0-1(A)
2018年10月 6日 J1第29節 ●0-1(H)
【今節のみどころ】
大阪ダービーを前にして、戦力が最高潮に整いつつある。まず、右サイドを切り裂く坂本と原川が復帰の可能性を秘めている。また、新戦力として加入したFWタガートがデビュー戦をこの試合で迎えそうだ。多くの戦力を、先発かベンチか、それとも次の試合まで温存するのかなど、どのようにして
使い分けるかはクルピ監督の腕の見せ所となりそう。
特に注目はタガートで、オーストラリア代表のストライカーはAリーグで2試合に1得点のペースでゴールを量産していた。アシストはそれほど多くないため、純粋な点取り屋。Jリーグに慣れるためにも、そして、前線で相手に脅威を与えるためにも、そのタイミングがカギを握りそう。
現在、上位進出を狙う位置にあるが、4月は連勝がなかった。前節の勝利に続いて白星を勝ち取りたいところ。