この試合で同時に途中出場したマルティノスもドリブルに強みを持つ選手だが、マルティノスはヌルヌルとしたドリブルが特徴なのに対し、オッティは筋肉質な下半身を生かした跳ねるようなドリブルができる。また、陽気な性格で、試合前のピッチ内練習では、控え選手がボール回しをする中で最も良く笑って雰囲気を盛り上げていた。

 21日のルヴァン杯・広島戦で仙台は今季ようやく公式戦初勝利を挙げたものの、リーグ戦では未勝利。公式戦3戦で無敗と調子を上げていたチームでオッティの存在感は頼もしいものと思えただけに、大きな痛手となる。

 仙台のフィールドプレイヤーの新加入外国人選手でいうと、MFフォギーニョがすでにチームに合流しているが、FWフェリペ・カルドーゾはまだ入国できていない。また、イサック・クエンカの退団が発表されたばかりだ。Jリーグ各チームに隔離期間を経た外国人選手が合流している中で、手倉森誠監督は難しいかじ取りを迫られることになる。

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