ベガルタ仙台に痛手! 新加入FWオッティが6~8週間の電撃離脱!の画像
4月17日の横浜FC戦で左足を痛がるベガルタ仙台FWオッティ 撮影:中地拓也

 ベガルタ仙台に、大きな痛手となるアクシデントが発生。

 クラブは4月22日、新加入FWエマヌエル・オッティが左ハムストリングス肉離れで、全治まで約6~8週かかる見込みであることを発表した。4月17日の横浜FC戦での負傷が原因だという。

 オッティは今季から仙台に加入したガーナ人FW。今季は新型コロナの影響で新規の外国人選手がなかなかチームに合流できない中、Jリーグが一括管理する隔離期間を設けた外国人選手で、最初に出場した選手だった。4月17日の横浜FC戦で57分に出場すると、左サイドを切り裂くドリブルを見せてチームに勢いを与えると、チームは2点のビハインドを追いついて2-2の引き分け。デビュー戦で黒星を覆す活躍を見せた。仙台の2点目を生み出したコーナーキックは、オッティの突破が呼び込んだものだった。

 ただし、その突破の際に左足を押さえてピッチにうずくまっていた。再び立ち上がったものの、試合後のサポーター挨拶の際には姿を見せておらず、そのコンディションが懸念されていた。

 オッティのドリブルは、低迷する仙台を救う可能性があった。横浜FC戦も含めて、仙台は9戦して3分6敗の未勝利。順位は19位と、現在、降格圏に位置している。オッティのドリブルは、仙台の他の選手にはないもので、33分の出場時間ながら仙台の左サイドを活性化していた。

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