■中心選手であることを示した堂安

 そして78分にはボックスの右側の外で奥川からパスを受け、仕掛けてクロスを上げたところでセアド・コラシナツのファウルを誘発してPKを獲得。オランダにいた昨季は淀みがちだった前線での仕掛けも、鋭さを取り戻してきている。

 堂安は85分に交代。ゴールとアシストという数字こそ残さなかったものの、すっかりビーレフェルトの中心選手であることを示した。今季の残り4試合のどこかで、チームの残留を決める一撃を決めて何らおかしくはない。

 ドイツで価値を高めている日本代表MFは、オランダに帰るべきなのだろうか。

 周知のとおり、堂安は1年間のレンタルでPSVからビーレフェルトに加入している。買い取りオプションも付いているが、金額は500万ユーロ(約6億5000万円)ともされており、コロナ禍で財政事情が潤沢とは言えないビーレフェルトに支払えるかは不透明な状況だ。しかし、1部報道ではドイツの複数クラブが獲得に向けて関心を示しているという。堂安が来季もブンデスでプレーするチャンスはあると言えそうだ。

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4