【ブンデス分析】鎌田大地「勝たなくてはいけない試合」に先制アシストで勝利!「最高のエンド」を待つフランクフルトの画像
鎌田大地 代表撮影/JMPA

ブンデスリーガ アイントラハト・フランクフルトvsアウクスブルク 2021年4月20日(日本時間27:30キックオフ)】

 フランクフルトはこの試合にどうしても勝たなければならなかった。

 好調をキープしてきた今シーズン、チャンピオンズリーグの出場権獲得が現実的になってきていたが、13日、アディ・ヒュッター監督が今季限りで退任し、来季からボルシア・メンヒェングラードバッハで指揮を執ることが発表された。

 3月には競技部門代表のフレディ・ボビッチが今季で契約を解消してチームを去ることが明らかになっており(ヒュッター監督の退任が明らかになった翌14日、来季からヘルタ・ベルリンのマネージングディレクターに就任することが正式発表された)、2月にはスポーツディレクターのブルーノ・ヒューブナーの今季限りでの退任も発表されている。

 ヒュッター監督の退任で、今のチームを作り上げてきたトップ3人が揃ってフランクフルトを去ることになった。

 さらに、後任には監督兼スポーツディレクターとしてラルフ・ランゲニックの名前が噂された。これまでランゲニックが好み、作ってきたチームを簡単に言えば、勢いのある若手選手による激しいプレスをし続けるチーム、となる。

 それはチーム戦術の作り直しだけでなく、選手の大幅な入れ替えを容易に想像させるものだった。

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