J1リーグ第10節 北海道コンサドーレ札幌ー横浜F・マリノス
4月16日(金)|19:00 札幌ドーム
互いに前節は引き分けた。北海道コンサドーレ札幌は2点差を追いつき、横浜F・マリノスは今季未勝利のベガルタ仙台とスコアレスドローに終わった。互いに、あらためて勝ち点3を取りに行きたい一戦だ。
他にも似たところのあるチームだ。癖が強めな「自分たちのサッカー」を貫いている。
札幌は3連続で引き分けていた昨年7月、マンツーマンをベースとする戦術を取り入れて勝利を取り戻した。その際の相手が横浜FMで、以降はこの戦い方が基本となった。
横浜FMと言えば、言わずと知れた攻撃至上主義。ある意味、破壊力ある川崎フロンターレ以上の極端な針の振れ方で、独自のスタイルを築いている。
プランBの準備や、相手に合わせた戦い方など関係ない。自分たちのサッカーを貫き、押し切る。この一戦は、プライドを懸けた戦いでもある。昨季リーグ戦は1勝1敗、ルヴァンカップではPK戦までもつれ込んだカードは、激戦必至だ。
■北海道コンサドーレ札幌
14位 勝ち点8 2勝2分4敗 14得点13失点 得失点差1
【出場停止】なし
【直近5試合結果】
L△2-2 鹿島(H)
L●1-2 FC東京(A)
L○2-1 福岡(A)
ル○5-1 鳥栖(A)
L●3-4 神戸(H)
【通算対戦成績】
H 12試合・3勝 1分 8敗
A 12試合・2勝 1分 9敗
計 24試合・5勝 2分17敗
【直近対戦成績】
2020年 9月 2日 ル杯QF ●1-1(H) PK4-5
2020年 8月26日 J1第29節 ●1-4(A)
2020年 7月26日 J1第 7節 ○3-1(H)
2019年11月 9日 J1第31節 ●2-4(A)
2019年 5月 8日 ル杯第5節 ●0-4(H)
【今節のみどころ】
前節は出場停止だったキム・ミンテが戻ってくる。その鹿島アントラーズ戦を前半限りで退いた宮澤裕樹の状態が心配ではあるが、またオプションが増える体制となった。
ここ4試合で1勝1分2敗だが、心強いのがその4試合で連続得点中のアンデルソン・ロペスの存在だ。前節はPKでの得点だったが、こうした前線の主役が引っ張ると、チームは勢いに乗ってくるものだ。
そうした状況で、前節はジェイが今季初出場。チームの選択肢の幅をさらに広げて、札幌が横浜FMを迎え撃つ。