【明治安田J1リーグ 第9節 柏レイソルvsガンバ大阪 2021年4月11日 17:03キックオフ】
頑張り続けた選手が報われる瞬間というのは、見ている者の胸を熱くさせる。
86分、第4審判がボードを掲げて選手交代が行われると、この日ようやく1階が解放されたゴール裏を含めたスタジアム中から万雷の拍手が送られた。ネルシーニョ監督に出迎えられたのはマテウス・サヴィオだ。
今シーズン、サヴィオが目立った試合に横浜FC戦がある。後半からボランチの位置に入り、本職の選手であるかのように見事にこなしてチームを機能させた試合だ。チームのために身を捧げるタイプの選手であるサヴィオは、与えられた役割をしっかりとこなしてみせるだけではなく、ゲームの流れを把握して自らの判断力でチームを助けるためのハードワークをしてみせる。
この日の試合でもそうだった。
ガンバ大阪の特徴であるセンターバックからのフィードは、パトリックとレアンドロ・ペレイラを前線に並べたこの日も健在だった。昌子源に対しては最前線のクリスティアーノがケアしていたものの、三浦弦太が悠々とプレーしていたことでガンバの攻撃パターンが機能していた。サヴィオはそこを解決すべく、三浦のことをケアするようになった。