■守備意識の隙間を突いた決勝点
ボックス内でボールを持ったアンスガー・クナウフには、遠藤がついた。さらに左右には1人ずつDFがいた。シュートコースはないかに見えたが、そのDFの存在を逆に利用した。右に持ち出し、互いの距離が近づいた2人の守備者が動きを止めざるを得なかった瞬間、右足を振り抜いたのだ。DFの守備の意識の隙間を突いたと言ってもいい決勝点だった。
シーズン終了が近づくにつれ、ハーランドの去就をめぐる噂がさらに飛び交うようになっている。だが、ドルトムントにはまだまだ恐るべき若者が控えている。
■結果
シュツットガルト 2-3 ボルシア・ドルトムント
■得点
17分 サシャ・カライジッチ(シュツットガルト)
47分 ジュード・ベリンガム(ドルトムント)
52分 マルコ・ロイス(ドルトムント)
78分 ダニエル・ダビディ(シュツットガルト)
80分 アンスガー・クナウフ(ドルトムント)