J1リーグ第7節 横浜F・マリノスー湘南ベルマーレ
4月3日(土)|13:00 日産スタジアム
横浜F・マリノスが大きく勝ち越しているこのカードだが、昨季は湘南ベルマーレが気を吐いた。第3節では敗れたものの、先制するなど2-3と打ち合った。第26節には後半に決勝点を挙げ、ホームで1-0の勝利を手にしている。第25節の横浜FCに続く白星で、次節の神戸戦への勝利へとつなげた。昨季唯一の連勝となる、験のいい「神奈川ダービー」となった。今回も、悪くないチーム状態でこの一戦を迎える。
逆に横浜FMとしては、借りを返しておかなければならない一戦と言える。リーグ戦で3連勝とエンジンがかかり、先週末のルヴァンカップでもサンフレッチェ広島に5-0と快勝。タイトル奪還を目指すならば、きっちり白星を挙げておきたいところだ。
横浜FMがリベンジを果たすのか、湘南が波に乗っていくのか。両者にとって起爆剤となる神奈川ダービーだ。
■横浜F・マリノス
8位 勝ち点10 3勝1分1敗 10得点6失点 得失点差4
【出場停止】なし
【直近5試合結果】
ル○5-0 広島(H)
L○1-0 徳島(H)
L○3-0 浦和(H)
L○3-1 福岡(A)
L△3-3 広島(H)
【通算対戦成績】
H 18試合・11勝1分 6敗
A 19試合・13勝2分 4敗
計 37試合・24勝3分10敗
【直近対戦成績】
2020年11月11日 J1第26節 ●0-1(A)
2020年 7月 8日 J1第 3節 ○3-2(H)
2019年10月19日 J1第29節 ○3-1(H)
2019年 5月31日 J1第14節 ○2-1(A)
2019年 4月24日 ル杯第4節 ○1-0(H)
【今節のみどころ】
リーグ戦6ゴールと得点ランクトップタイに立つ前田大然を、負傷で日本代表に送り出せないのは残念なことだった。ティーラトンも負傷し、2選手が新型コロナウイルスに感染と、悲しいニュースが続いた。
一方で、帰ってくる選手もいた。負傷離脱していた喜田拓也が、先週末のルヴァンカップで今季初出場。3点リードしていた62分にそのキャプテンが悠々と交代すると、その後に仲川輝人とオナイウ阿道がそれぞれこの日2点目をマークするなど、最終的に5-0で快勝。まさに次へとつながる光明が見える試合だった。
この湘南戦は、その上昇気流に一気に乗るべき一戦。自慢の攻撃的サッカーで、きっちり勝利を奪いにいく。