【FA杯分析】グアルディオラの「神采配」ズバリ!智将対決を制しマンCFA杯4強進出 の画像
アンチェロッティと健闘を称えあうグアルディオラ 写真:ロイター/アフロ

【FAカップ準々決勝 エバートンvsマンチェスター・シティ 2021年3月20日(日本時間26:30キックオフ)】

「我々はうまく守っていたし、少なくとも80分間は試合を支配していた」。エバートンの智将カルロ・アンチェロッティは、そう語った。

 エバートンのボール保持率は、わずか26パーセントだった。開始から25分までは、その半分の13パーセントと、マンチェスター・シティに圧倒されていた。それでも、アンチェロッティが「コントロールしていた」と評するだけのものは見せていた。

 見事な守備だった。3バックに加えて両ウィングバックもしっかりと監視の目を光ら続ける。3人の中盤との連係も見事で、相手の捕捉、さらに受け渡しも適切な選手同士の距離感でパーフェクトにこなしていた。インテンシティも高く、このディフェンスには、ペップ・グアルディオラ監督も「本当にアグレッシブに守っていた」と賛辞を贈った。

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