【ブンデス分析】鎌田大地が2ゴールを「導いた」フランクフルト 遠藤渓太出場のU・ベルリンに5G快勝!の画像
鎌田のアシストなどで、フランクフルトが快勝した 写真:ロイター/アフロ

ブンデスリーガ フランクフルトvsウニオン・ベルリン 2021年3月20日(日本時間23:30キックオフ)】

 ハーフタイムが近づく41分、フランクフルトにとって大きなゴールが決まった。導いたのは、鎌田大地だ。

 ウニオン・ベルリンの守備陣は、自陣に入ってきたフランクフルトの選手たちにマンツーマン気味に素早く寄せてプレッシャーをかけてくる。その「食いつき」を、鎌田は見事に利用した。

 ゴールにつながる一連の流れで、パスの受け方から賢さが見えていた。単にボールに触れるのではなく、流れるボールと相手選手の間にうまく体を入れてから、パスを軽くはたいた。

 この背番号15は足を止めることなく、相手のマークを混乱させるように前に出る。ルカ・ヨビッチからの1タッチパスを受ける時には、2人の相手を食いつかせていた。

 そして、最初にパスを受けたシーンと同じく、ボールを流してから1タッチでパス。食いついてきたDFが空けてくれたスペースに入れたボールを、アンドレ・シウバがゴール右隅に決めた。3点の差が開き、ウニオン・ベルリンの戦意を大きく削いだ。

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