■「VARが時間の無駄になることもあったね」
後藤「VARはまあまあ上手くいっていたね、第1節は」
大住「あのセレッソの試合で、丸橋裕介の手に当たって、こぼれた後にクリアしきれずに、セレッソの誰かが蹴りこんだのを、ハンドがあった、ってノーゴールになったんだよね。
VAR自体は本当に上手くいっていたと思うんだけど、あれは、丸橋が手に当たったよって言えば良いと思うんだよね。VARで確認する時間が無駄だよ。プロとして、商品である試合を見せる時間を減らしちゃうわけだから……。俺はそう思う」
後藤「自首したらなにか貰えるようにすれば?グリーンカードとか。あるいは、次にイエローを貰ってもカウントしないとか?」
大住「それは良いかも。だけど本当に、丸橋は自分の手に当たっているのを分かっていて、ルールも良く知っているんだから。あのプレーはハンドだと分かっていたはずなんだよ。だから、当たったよ、ノーゴール、って言えば済む話でしょう。結局はVARが出てきて、同じ結果になるんだから。もしVARがなければ、ゴールになる可能性はあるんだろうけどさ」
後藤「昔は手でゴールに入れて、大喜びしちゃう選手もいたよね」
大住「それは今でもいる。
要するにVARで明らかになるんだよね。だれでも分かっちゃうんだから。いくらアクシデントだろうと、手に当たっちゃったら攻撃側はもうダメなんだから」