そのままゲームは、2−0で川崎が勝利。決勝ではヴォルティス徳島を下したガンバ大阪と対戦する。
試合後、中村憲剛は自身のブログを更新。
「もう選手として2度と等々力でプレーすることはないんですね。
未だに実感湧かないです。
Jリーグ等々力ラストの浦和戦や引退セレモニーの時はまだ本当の意味での「ラスト等々力」ではなかったので、まだ天皇杯があるしなと思っている自分がいました。
でも、本当のラスト等々力が終わっても、全然実感湧かないです。
実感は湧かないですが、今日は見た景色全部を目に焼き付けました。」
と、万感の想いを込めた文章を綴っている。そして、最後に、
「等々力でのゲームは今日でラストになりましたが、試合はまだ続きます。
まだ見ぬ景色をみんなで見れるようにいい準備をしてのぞみたいと思います。」
天皇杯決勝への決意を述べている。
はたして、サッカーの神様は中村憲剛、フロンターレ川崎、そしてサポーターにどんな結末を用意しているのだろうかーー。