これで34試合を戦って26勝5分3敗とし、得た勝ち点は83。勝ち点の過去最多記録を「9」も上回り、勝利数も過去最高を「3」上回った。1年間で奪った「88」の得点数も、過去最高。三笘薫が記録した13ゴールは、新人選手としての最多得点数に並んだもの。まさに記録づくめの強さだった。

 今季までの4シーズンで3度もリーグを制覇した川崎だが、それまでタイトルには縁遠かった。特に一発勝負に対して弱さを見せ、過去、天皇杯とルヴァンカップ(ナビスコカップ)の2大会で決勝まで駒を進めたのは6度もありながら、獲ったタイトルは1度のみ。天皇杯に関しては、「優勝」は未知の領域だ。

 しかし、今年の川崎は苦しい展開を跳ね返す力強さを何度も見せている。前節・浦和戦もそうだし、この日の柏戦もそうだ。前半と後半で違うチームになったことが何度もあった。もちろん、ホーム札幌戦のように修正できずに負けた試合もある。ルヴァンカップ準決勝・FC東京戦のように、一発勝負で負けてもいる。それでも、今の川崎には期待をせざるを得ない。

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