レスターが24分に幸先よく先制したものの、直後の26分に追いつかれ、1-1。そのまま前半は終了し、さらに後半に入っても新たな得点が生まれないまま、試合終盤へと差し掛かった。
焦るレスターだったが、まさに90分、ヴァーディがその均衡を破る。ボールを保持するシェフィールドの選手からレスターMFジェームズ・マディソンがボールを奪うと、ヴァーディがゴール方向に向けて直線的に走り出す。マディソンはそのヴァーディに向かってスルーパスを送る。
レスターの怪物ストライカーは相手センターバックの間をうまく割ってそのボールを受けると、相手GKと1対1に。そして、キーパーのタイミングをずらして、ゴール右上にボールを突き刺したのだ。