現在、J1で得点ランキング首位を独走する柏レイソルのFWオルンガ。その得点数は27試合で26得点と、1試合1得点ペースの驚異の得点力。得点ランク2位の鹿島FWエヴェラウドが17ゴール、同3位の広島FWレアンドロ・ペレイラが15ゴールだから、その得点力がいかに突出しているかがわかるだろう。
そのオルンガと、柏でコンビを組むFWクリスティアーノが、12月2日の仙台戦で驚きのカウンターからゴールを奪ってみせた。
その瞬間が訪れたのは、21分のこと。最終ラインからビルドアップを試みる柏は、DF古賀太陽がやや左の位置から、中央やや右にいたMF三原雅俊にパス。三原は、受け取ったボールを前方にいたFWクリスティアーノに素早く縦パスを送る。するとクリスティアーノは、これをヒールでオルンガに落とし、自身は猛然とゴール方向に走った。