J1リーグ第31節 横浜FM―鹿島アントラーズ
11月3日(火)|13:00 日産スタジアム
両チームの10月を振り返ると、似たような流れであったことが分かる。勝敗を記号で並べてみよう。
●○△●○○●=横浜FM
●○○●○○●=鹿島
そして今、消化試合数は違うものの、両チームは勝ち点1差の距離にある。
横浜FMは出入りが激しい。10月に、4得点した試合は2度あったが、3失点以上した試合が3度ある。鹿島の10月には、競り合いをものにした試合もあるが、無得点で敗れた試合が3度あった。
それぞれ抱える問題は違うが、共通している目標は、勝利の新たなサイクルにチームを乗せるということ。第5節での対戦で、鹿島は今季初勝利を挙げ、横浜FMは今季初めての連敗を喫した。
1993年から唯一1部リーグで続く、オリジナル10同士の顔合わせ。明るい未来を引き寄せるのは、どちらだ?
■横浜F・マリノス
7位 勝ち点44 13勝11敗5分 得点59、失点47、得失点差12
【出場停止】畠中
【直近5試合結果】
●A広島 1-3
○HFC東京 4-0
○A名古屋 2-1
●AC大阪 1-4
△AG大阪 1-1
【通算対戦成績】
通算 73試合・28勝10分35負
ホーム 37試合・17勝 7分13負
アウェイ 36試合・11勝 3分22負
【直近対戦成績】
2020年 7月18日 J1第 5節 A2●4
2019年 9月25日 天皇杯4回戦 A1●4
2019年 8月10日 J1第22節 A1●2
2019年 4月28日 J1第 9節 H2〇1
2018年10月14日 ルヴァン準決勝第2試合 H2△2
【今節のみどころ】
ようやく、一息ついた。8月15日からの中3-4日での22連戦が、ようやく終わったのだ。
やっと1週間近く空いた試合間隔を、チームは選手の回復のための時間にあてたようだ。まだ負傷中の選手はいるが、出場した選手はフレッシュな姿を見せてくれることだろう。
畠中槙之輔が出場停止となるが、前節にはチアゴ・マルチンスが最終ラインに戻ってきた。その復帰戦での3失点の屈辱は、返上しなければならない。加入して、メンバー入り2試合目で先発した高丘陽平も含めた守備陣の成長が、ここからの巻き返しには欠かせない。