J1リーグ第25節 川崎フロンターレ―FC東京
10月31日(土)|18:00 等々力陸上競技場
川崎は首位をひた走り続け、優勝はほぼ間違いなしという状況だ。対するFC東京は、直近の試合で3連敗する道中で4位に後退。この試合の結果によっては、優勝の可能性が完全に消えることになる。
ACL出場のために消化試合数が多いFC東京は、この試合を終えると残り5試合。今節を引き分けると川崎との勝ち点差は18のままで、数字上も優勝の可能性は完全に潰える。この先に待つルヴァンカップ決勝、ACLのことを考えても、絶対に連敗を脱出したい試合だ。
川崎にも、負けられない理由がある。今季J1第4節では4-0と快勝したものの、ルヴァンカップ準決勝では0-2と屈している。きっちり借りを返さねばならないのだ。
今季3度目となる多摩川クラシコ。雌雄を決する一戦だ。
■川崎フロンターレ
1位 勝ち点65 21勝1敗2分 得点68、失点19、得失点差49
【出場停止】なし
【直近5試合結果】
○H名古屋 3-0
○A広島 2-0
○H仙台 1-0
●HF東京 0-2
○AC大阪 3-1
【通算対戦成績】
通算 39試合・18勝9分12負
ホーム 19試合・ 7勝7分 5負
アウェイ 20試合・11勝2分 7負
【直近対戦成績】
2020年10月 7日 ルヴァン準決勝 H0●2
2020年 7月 8日 J1第 3節 A4○0
2019年 7月14日 J1第19節 A3○0
2019年 2月23日 J1第 1節 H0△0
2018年11月24日 J1第33節 A2○0
【今節のみどころ】
前節から2週間の間隔が空き、コンディションは整えられただろう。練習にも時間をあてられて、チーム状態はさらに上がっているはずだ。
連勝街道を突っ走るうちに得点数が減ってきてはいるが、ここ3試合は完封に成功。しかも戦力をローテーションさせながらのことで、充実度は高まっている。
この日は、中村憲剛の誕生日。きっちり勝利をものにして、40歳となるバンディエラへのバースデーギフトとしたい。前節に先発している中村だけに、先発の可能性も十分にある。中村が愛してやまない等々力での一戦と、舞台は整った。