ラ・リーガ第7節で、ついに久保建英がラ・リーガ初先発を果たした。相手は、前節レアル・マドリードを相手に1-0で完封したカディス。昨季2部から昇格してきたチームだが、ビジャレアルとしても決して油断ができない相手だ。
久保は、最も得意とするポジションである3トップの右で先発した。4-3-3のビジャレアルに対し、カディスは4-4-2でブロックを固める戦い方で、前半はビジャレアルがボールを持つも、いい形でなかなか前進できない。結局、ビジャレアルが45分間で放ったシュート数はわずか1本で、他のメンバー同様に久保も見せ場を作ることができなかった。
チームとして攻めきれなかったビジャレアルは、後半開始から攻撃の姿勢を強めた。47分には、左サイドから決定機を作り出すと、49分には、カウンターで抜け出そうとする久保にFWパコ・アルカセルからボールが出る。しかし、相手選手は久保に渡すまいと、右手でボールを叩きつける場面もあった。