■引かれた方向と逆に倒れるセルヒオ・ラモス
試合が再び動いたのは、61分のこと。レアルのコーナーキックの際、エリア内でバルセロナDFのクレマン・ラングレに、レアルのセルヒオ・ラモスがユニフォームを引っ張られて倒された。
確かに引っ張られてはいたが、引っ張られたのと逆の方に倒れるなど、さまざまな感想を抱かざるをえないプレーだったが、主審がVARで確認したところ、ファールが認定されてPKに。
これを倒されたセルヒオ・ラモス自身がゴール左、ネトの伸ばした右手の先にわずかに届かないところに決めて、バルセロナを突き放した。
バルセロナ1−2レアル・マドリー
バルセロナのロナルド・クーマン監督は、80分過ぎに、アンス・ファティに代えてアントワーヌ・グリーズマン、ブスケッツに代えてウスマヌ・デンベレ、ぺドリに代えてフランシス・トリンコンを投入。87分には、ジョルディ・アルバを下げてマーティン・ブレイスウェイトを投入した。
なにがなんでも得点を取りに行く、という超攻撃的な布陣となったが、その犠牲にした守備が崩壊し、90分に、バルベルデに代わって入った、レアルのルカ・モドリッチにゴールを決められて万事休す。
バルセロナ1ー3レアル・マドリー