一方、バルセロナに対する『マルカ』の採点は、MFペドリが最高点の「2」で、FWアントワーヌ・グリーズマン、MFデ・ヨング、DFセルジーニョ・デストが「0」。他の選手が「1」だった。同紙だけでなく、ペドリに対しては好意的な報道が並んだ。

 各紙とも、絶好のチャンスを逃したグリーズマンと、「あまりに馬鹿げた幼稚なプレーでPKを与えた」などと報じられたデ・ヨングに対しての批判が特に多かった。また、クラシコを前にFWアンス・ファティやMFフィリペ・コウチーニョを温存したことが裏目に出たとする論調もあった。

 両チームとも代表チームに多くの選手を供出しており、代表ウイーク明けのこの試合は、コンディションなどを考慮した難しい試合だったかもしれない。とはいえ、それはメガクラブの宿命でもある。

 そろって負けた2チームは、24日にカンプ・ノウで対戦する。世界中が期待するクラシコで、緊迫した展開やサッカーファンを魅了するプレーは飛び出すのだろうか。

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