■マイボールにしながらコントロールして攻撃につなげていく
「まだまだわれわれが効果的に攻めるという部分では、守備から攻撃へのクオリティを得るという部分と、よりダイレクトに相手のゴールに向かえないときには、相手の強度はすごく高いんですが、より効果的にアタッキングゾーンに入れるように、選手たちには働きかけたいと思います。マイボールにしながらコントロールして攻撃につなげていくというところをやっていきたいと思います」
―練習メニューでいままでと変わったことは? また、この5日で一貫して伝えたところがあれば。
「そうですね。まずは、練習メニューに関しては、これまでとあまり変わってないかなと思っています。約1年空いたので、これまでがだいぶ薄れていると思いますし、チームのコンセプトが変わるわけではないので、共有できるようにトレーニングは続けてきました。
コンセプトとして新たなことを伝えたのは……ないと思いますね。基本的なことを攻撃守備、戦い方というメンタルの部分をふくめて映像を使ったり、カメルーン戦での試合には臨みましたし、できればどんどんブラッシュアップしていきたいと思っています。
代表ウィークがあって、自チームに戻って、チームの戦術で戦う、それでまたチームとは違った代表のやり方で戦う、ということで、ベーシックな部分での戦術を共有して戦っていくのが大切かな、と思っています」