クーマンはこの時のメッシに対し、「これはクラブの選択だ。あなたが失望していることを私は理解している。彼が去るのは残念だ」「ロッカールームに妻子を連れてきて、遊んでいるわけではないんだ」などと、声をかけたという。
ここまでバルセロナはメッシが全試合に先発し、クーマンとの軋轢は傍目からは感じられない。また、アンス・ファテイが華麗なプレーでチームに貢献し、ロナウド・アラウホも先発に名を連ね、ペドリやトリンコンも試合に出場するなど、若手が順調にチームに溶け込んでいる。
すでに33歳となったメッシとの、近い将来に訪れる別れを、バルセロナは見据えているのかもしれない。