豪雨の中で首位・川崎を相手に0-1で敗れた仙台。
前半は「しっかりまず守ってなんとか試合を拮抗したものに」(木山隆之監督)というゲームプランは、41分のFW小林悠の得点で崩れたが、後半は一転、チャンスを作ることに成功した。前半のシュート数1本に対し、後半は5本。川崎の前半11本、後半9本に比べれば圧倒的に少ないが、それでも、10戦未勝利で迎えた首位との戦いを考えれば、自信につながる45分だったはずだ。
その後半に、中盤で躍動したのが田中渉だった。田中は、ここまで今季は公式戦4試合に出場し、リーグ戦ではわずか2試合。その出場時間は合わせて35分でしかない。
ちなみに、田中以外にもこの試合ではFW山田寛人が14戦ぶりにリーグ戦に出場。また、特別指定選手のDFアピアタウィア久が今季3試合目の出場となった。アピアタウィアはここまでFC東京戦、横浜M戦、そして川崎戦と、関東で行われる試合にのみ出場している。