■「武蔵と南野を並べて、入れ代わり立ち代わりやるしかない」
―大迫も次のコートジボワールでは抜けてしまいます。スタメンをどうするのかが見ものですね?
後藤「トップと言ったら南野しかいないよね」
大住「だから、(鈴木)武蔵と南野を並べて、どっちが前にいるってんじゃなくて、入れ代わり立ち代わりやるしかない気がするよね」
後藤「というか、次の試合を考えた時にどうするのか。やっぱりベストメンバーで行くのか、次は思い切って若手中心のチームでやるのか。どっちでしょうね。できれば全員を出したいって、森保監督はこのあいだ言ってたじゃないですか。たとえば今日勝ってたら次は、ってことがありえたかもしれない」
大住「それはそうだよね。やっぱり勝ったっていうこと自体が、すごく要だからね。だけど、森保さんはある程度自分の計画通りにやる人だと思うんだけど。なにかがかかっている大会ではないし」
後藤「そうそう。オリンピックチームのためにも若い選手をいっぱい出しておきたいのもあるし。ただ、オリンピックチームを作っても、しょうがないけどね。」
大住「オリンピックは来年もできないかもしれないからね」
後藤「いま難しいのは、オリンピックもないし、予選がいつ始まるんだかも分からないし、もう困っちゃうよね。いま良いチームを作っても、ってことだもんね。」
―目標がないというか?
後藤「いつまでにこういうものを作ろうというのがあれば、それなりの逆算が出来るけど。今はだから、ラージグループを準備しておくくらいしか……あんまりチームを作りこんでも困るしね」
大住「特にオリンピック年代の選手は、この1年間で伸びたり、しぼんじゃったり。けっこう激しいんだよね。田中碧とかさ、ぐんぐん伸びている気はするけどね。その一方で、えっ、っていう選手もいるし」