――ヨーロッパにいてコロナ禍について感じることは?
「所属するストラスブールでも9人も感染者が出た。経験していることで、どこに潜んでいるかわからないですし、ルールを守らないと意味がない。僕たちも予選がキャンセルになった中でも、フレンドリーマッチを組んでもらえたところがある。いい見本を示していけたらいいのかな、と思うところはある」
――コロナ禍という状況の中での代表戦について。
「僕自身37歳ですけど、子どもたちが夢を抱くようように、代表はすべての人の夢だと思う。そういう場所がこの1年間の間多くの人に与えられなかったのは大きなロスだったと思いますし、試合が子どもたちにいい影響を与えるいちばんのこと。
新たな希望を与えられると思います。選ばれたのがヨーロッパでプレイしている選手だけ、というのは、それがスタンダードになってきているので、違いを語るのではなく、普通になっていかなくてはいけないと思いますし、もっともっと見せていかなくてはいけない」