■9月23日/J1第18節 横浜M―仙台(日産)
仙台に逆転勝ちで3連勝だ!
試合前に一時的に止んだものの雨が降って、かなりスリッピーなピッチで行われた仙台戦。さらに試合直前に降り始めると、一時、視界が悪くなるほどの雨に見舞われた。その影響もあって、選手がピッチに足を取られる場面も見られた。
アンジェ・ポステコグルー監督が「ピッチコンディションも難しい」と話す状況で、横浜は試合開始直後から自陣で仙台にボールを立て続けに奪われてはシュートに持ち込まれ、10分に仙台FWゲデスに先制される苦しい展開。それでも、頼れる9番、FWマルコス・ジュニオールが41分に同点弾を決め、前半を1-1で折り返した。
後半は、FWマルコス・ジュニオール、FWエリキ、FWジュニオール・サントスという前節に続いて先発した前線の3人が躍動。マリノスが一気に攻勢をかけ、FWエリキが2得点を奪った。前半のシュート数は横浜M:仙台=8:6とそれほど差がなかったが、後半は横浜M:仙台=13:2。終わってみればシュート21本を放ち、マリノスサッカーを披露してみせた。
この勝利でマリノスは3試合連続で3得点を奪っての3連勝となり、暫定順位を7位にまで上げた。3バックにシステムを変更したが、浸透がさらに深まった印象だ。アンジェ・ポステコグルー監督も、「前の3人だけでなく、中盤の選手も連動し、またその後ろもサポートに来ていました。全員でプレスをやった結果が、しっかり勝利という結果につながりました。それをピッチ上で表現できた」と、チームの進化に自信を見せる。