バルセロナがプレシーズンマッチで3連勝だ!
バルセロナの本拠地カンプ・ノウで行われた、第55回ジョアン・ガンペール杯。これは、バルセロナが主催する親善試合で、今年で55回目を迎える。2019年はアーセナル、2018年はボカ・ジュニアーズ、2017年はシャペコエンセ、2016年はサンプドリア、2015年はASローマと、国内外のさまざまなクラブを迎えて行われる。今年は、ラ・リーガに所属するエルチェを迎えての対戦だった。
クラブ設立者であるジョアン・ガンペールの名を冠した大会だけに、バルセロナにとっては絶対に負けられない試合。その気になるスタメンは以下だ。
FW:グリーズマン
OMF:アンス・ファティ、リオネル・メッシ、コウチーニョ
DMF:フランキー・デ・ヨング、ブスケツ
DE:ジョルディ・アルバ、ラングレ、ピケ、セルジ・ロベルト
GK:ネト
ロナルド・クーマン監督は、プレシーズンマッチ第2戦からメンバーを2人替えた。一人はトリンコンに代えてアンス・ファティ。もう一人は、ロナルド・アラウホに代えてラングレだ。メッシの左隣でプレーするアンス・ファティはまだ17歳の右足ウインガーで、クラブ史上2番目の若さでデビューした期待の逸材だ。プレシーズンマッチ第1戦でも先発していたが、クーマン監督はこの負けられない試合で起用した。
また、クーマン監督との軋轢が報じられているメッシ、ジョルディ・アルバ、セルヒオ・ブスケツはこれで3試合連続先発となった。このポジションに新たな補強の噂もないため、3人は昨年に続き、チームの主力としてプレーしそうだ。また、クラブが進めていた売却を止めてクーマン監督が残留させたコウチーニョは、2戦連続先発となった。ルイス・スアレスの抜けたセンターフォワードには、グリーズマンが3戦連続でスターティングメンバーとなっている。