エイバルは、スペインのバスク州にある人口2万7000人ほどの小さな街にある。スタジアム「エスタディオ・ムニシパル・デ・イプルーア」は収容人数がわずか7000人強という小ささ。この落ち着いた環境で、武藤は再起を図ることになる。
クラブは小さいが、レアルマドリードやバルセロナといったメガクラブと戦うことになり、武藤にとってはこれ以上ない腕試しの場となる。今回の移籍は期限付きで、買取オプションは付かないというから、強豪を相手に自分の名を高めたいはずだ。
ラ・リーガはすでに開幕しており、ホームで行われたセルタとの開幕戦に乾は先発出場。しかし、スコアレスドローに終わっていた。第2節では、久保建英が所属するビジャレアルと対戦する予定になっている。
乾貴士と武藤嘉紀が同じピッチに立ってラ・リーガの強豪クラブと戦う。日本のファンにとってまた一つ、目が離せないコンビとなりそうだ。