本日行われる、J1第14節。そのカードは以下の9試合。
この試合の中から、サポーターならずともぜひ注目してほしい3つの見どころを紹介しよう。
【Point1 1か月ぶりに試合の鳥栖のコンディション】
今節は、なんといってもここに注目したい。
サガン鳥栖の金明輝監督が新型コロナの陽性反応が確認されたと発表したのが8月11日。それ以降、鳥栖内部でクラスターが発生していることが分かり、選手・スタッフなど計10人が陽性となっていた。
その結果を受け、Jリーグは4試合を延期としており、サガン鳥栖としては8月8日の鹿島戦以来、実に1か月ぶりの試合となる。クラスター発生以降、クラブの活動は休止となっていて、練習が行われたのが8月26日。さらに、金監督や選手など自宅待機していた計11人は、9月4日の時点でやっとチーム練習に合流した。
誰が新型コロナの感染者か公表していないため、今日、どのようなスタメンなのかまったく分からない。また、ほぼ練習できていないため、どのようなコンディションかまったく分からない。
今後、どのチームでもこうしたことは起きうるだけに、鳥栖がどのような形で久々の試合に挑むのか、しっかりと見守りたい。
【Point2 神奈川ダービー】
首位をひた走る川崎は、今節、昨季王者・横浜と対戦する。そしてこのカードは神奈川ダービーでもある。
昨季、圧倒的攻撃力でJを制した横浜だが、今季は波に乗れずここまで6勝3分5敗の6位。ただし、ここ4試合は負けがなく、3勝1分と調子を完全に取り戻している。
その原動力となっているのが8月11日に期限付き移籍で獲得したFWジュニオール サントスの得点力で、ここまで先発したリーグ3試合では5得点と爆発的な得点力を見せている。首位をひた走る川崎にとっても、手ごわい相手となるであろう。
川崎は、前節・清水戦で中村憲剛が復帰し、ルヴァン準々決勝ではアウェイで神戸を6-0で粉砕。死角はない。
はたして、神奈川ダービーの行方はいかに!?