J1リーグ第10節 柏レイソル―セレッソ大阪
8月15日(土)|19:00 三協フロンテア柏スタジアム
現在、J1での独走が2つある。ひとつはもちろん、順位表で首位に立つ川崎F。そしてもうひとつが、J1で唯一の2ケタ得点を誇り得点ランクトップに座るオルンガだ。柏は9試合を終えてリーグ2位の20得点を挙げているが、その半分をこの点取り屋が稼いでいるのだ。
対照的に、C大阪のチーム内最多得点者はわずか2ゴールの奥埜。その他は1ゴールを挙げた選手が6人いるだけだ。リーグ最少タイの5失点に抑えている守備も効いているわけだが、点取り屋に頼らないプレーが現在の順位につながっている。
強力なストライカーがいるのは心強いが、相手からすれば警戒するポイントはより鮮明になる。得点力は低いC大阪だが、柏からすればつかみどころがない。戦い方がはっきり異なる、興味深い上位対決になりそうだ。
■柏レイソル
5位 勝ち点16 5勝1分3敗 得点20、失点13、得失点差7
【出場停止】なし
【出場微妙・故障者】クリスティアーノ、山下、大南
【直近5試合結果】
△A横浜FM 1-1
○H湘南 1-0
○A名古屋 1-0
○H仙台 5-1
○A浦和 4-0
【通算対戦成績】
通算 37試合・17勝6分14負
ホーム 18試合・ 9勝4分 5負
アウェイ 19試合・ 8勝2分 9負
【直近対戦成績】
2018年11月24日 J1第33節 A3○0
2018年 3月10日 J1第 3節 H1△1
2017年 7月 8日 J1第18節 A1●2
2017年 5月 6日 J1第10節 H1○0
2014年 9月13日 J1第23節 A0●2
【今節のみどころ】
前節は横浜FMと引き分けて連勝はストップしたものの、5試合連続で無敗が続く。12日のルヴァンカップ大分戦では選手をガラリと入れ替えており、フレッシュな状態で新たな連戦に突き進む。
気になるのは、前節で負傷交代した2人のCBか。ここ2試合はそれぞれ1得点にとどまったが、攻撃力を誇る名古屋と横浜FMに複数得点を許さなかったことが勝ち点の積み上げにつながった。本職ではないが、交代出場で奮闘した川口が今節はCBとして先発か。GK中村を中心に、しっかりとゴール前を固めたいところだ。