■3トップのベストアンサー
バルセロナは長くリオネル・メッシ、ルイス・スアレス、ネイマールの「MSN」が攻撃の中心になっていた。だが「MSN」の誕生は偶然の産物だった。2013ー14シーズン、ストライカーの獲得を検討していたバルセロナが目を付けていたのはセルヒオ・アグエロだった。「第一候補はスアレスではなかった。我々はアグエロの獲得を考えていた。だが、それはうまくいかなかった。そこからターゲットをスアレスに絞ったんだ」とはアンドニ・スビサレッタ当時スポーツディレクターの言葉だ。
「MSN」は最高の3トップになった。そして、彼らはピッチ外で仲が良いことでも知られていた。『ワッツアップ』というアプリで、ロス・トレス・スダカス(3人の南米人)という名前のグループが作成されるほどに彼らは密にコミュニケーションを取っていた。
ネイマールが2017年夏に去って以降も、メッシとスアレスはバルセロナの攻撃の核であり続け た。「スアレスはフットボールの世界で、生涯で得た最高の友人のひとり」とメッシは語る。その上で「そして、彼は世界最高の9番だ」と付け加えている。