J1リーグ第8節 湘南ベルマーレ―セレッソ大阪
8月1日(土)|19:00 Shonan BMW スタジアム平塚
リーグ再開後のデータを見ると、興味深い数字が浮かび上がる。湘南が総走行距離で相手に上回られたのは、横浜FM戦だけ。スプリント回数では川崎F戦で唯一劣ったが、総走行距離では勝っていた。その湘南のホームに乗り込むC大阪は、スプリント回数では「全敗」。正しい位置取りでボールを走らせるのだ。
その「動」と「静」が交錯する。両チームの指揮官の選手起用も対照的だ。GKも含めて毎回先発の顔ぶれが変わる湘南と、ほぼ固定されたメンバーで戦い続けるC大阪。チームづくりの考え方の違いが鮮明だ。
この一戦で、互いの哲学が真っ向から激突する。果たして最後に上回るのは、どちらになるのか…。
■湘南ベルマーレ
16位 勝ち点4 1勝5敗1分 得点8、失点13、得失点差-5
【出場停止】なし
【出場微妙・故障者】梅崎、大橋
【直近5試合結果】
●A川崎F 1-3
◯H鹿島 1-0
●A柏 2-3
△H札幌 0-0
●A横浜FM 2-3
【通算対戦成績】
通算 36試合・17勝3分16敗
ホーム 17試合・10勝1分6敗
アウェイ 19試合・7勝2分10敗
【直近対戦成績】
2019年11月 9日 J1第31節 A0●1
2019年 6月30日 J1第17節 H0●2
2018年 9月22日 J1第27節 H1△1
2018年 9月 9日 ルヴァン準々決勝(2)A2△2
2018年 9月 5日 ルヴァン準々決勝(1)H3◯0
【今節のみどころ】
前節は川崎Fに3ゴールを奪われて敗れたが、思うような展開ができている時間帯もあった。ただし、それが最後まで持続できないところにもどかしさがある。今節の相手は、特に大崩れのない攻守に安定しているC大阪。相手の手のひらで転がされるような展開は避けたいところだ。
ボール保持で上回られても、想定内として対処したい。石原直やタリクのオフザボールの動き、どんどん存在感を高めている鈴木と、C大阪に冷や汗をかかせられる飛び道具は、しっかりと備えている。完璧な「使いどころ」を見極めたい。