J1リーグ第8節 大分トリニータ―鹿島アントラーズ
8月1日(土)|19:00 昭和電工ドーム大分
大分は3試合、鹿島は2試合と、しばらく勝利がない。他にも共通している点がある。セットプレーからの失点が多いことだ。
大分は前節、清水に4ゴールを喫して敗れているが、そのいずれもがセットプレーから生まれたものだった。鹿島もCKで2度、ゴールネットを揺らされている。CKから決勝点を奪われた、前節の湘南戦に続く失点パターンだった。
大分の片野坂監督と鹿島のザーゴ監督は、柏で選手としてともにプレーした仲だ。互いに見えている共通した弱みが、似たところのある両チームの命運を分けることになるかもしれない。
■大分トリニータ
12位 勝ち点7 2勝4敗1分 得点8、失点12、得失点差―4
【出場停止】なし
【出場微妙・故障者】前田、町田
【直近5試合結果】
●A清水 2-4
●H名古屋 0-3
●G大阪 1-2
△H神戸 1-1
◯A広島 2-1
【通算対戦成績】
通算 21試合・4勝4分13敗
ホーム 11試合・2勝3分6敗
アウェイ 10試合・2勝1分7敗
【直近対戦成績】
2019年 8月17日 J1第23節 H0●1
2019年 2月23日 J1第 1節 A2◯1
2013年 9月28日 J1第27節 A1●3
2013年 5月15日 ナビ杯予選(6) H0●1
2013年 4月13日 J1第 6節 H2●3
【今節のみどころ】
2試合連続で先発メンバーに今季初先発の選手を入れた前節だったが、やはり流れの好転はなかった。終盤に知念の移籍後初ゴールなど2点を奪ったものの、4失点して敗れている。
ただ、高山が負傷から復帰し、即先発フル出場したのは好材料か。前節は右サイドに入ったが、左サイドでの重要なオプションとなる。
同じく左ウィングバックの選択肢にもなり得る三竿にとっては、出場機会はほとんどなかったものの、古巣との対戦となる。鹿島にはよく知る選手たちがおり、プレーや特徴を読んでの勝利への貢献が期待される。