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サッカー批評のtoto予想
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「toto 第1176回」の対象となるのは、J1が第8節、J2が第9節となる。

 J1は二度の3連戦が終わり、チームの状況がやや落ち着いてきた頃。各チームの勝ち点も、徐々に差が明確になってきた。いまだ無敗なのは川崎のみで、最大勝ち点21に対して獲得した勝ち点は「19」だから、サックスブルーの絶好調ぶりは言うまでもない。

 かたやJ2は、長崎が頭一つ抜け出そうとしている状態で、最大勝ち点24に対して首位・長崎は「22」。一方、最下位の群馬はわずか「3」。順位ですべてが決まるわけではないが、それぞれの置かれた状況を確認しておきたい。

 toto予想で気になるのが、第7節で発生したコロナの影響だ。Eスタで開催予定だった名古屋―広島の試合は、名古屋に感染者が複数出たことでJリーグ初のコロナによる中止試合に。こうした場合、totoでどうなるのか気になるところだが、結論からいえば「1,0,2」のすべてが当たりという結果だった。今後も似たような状況が予想されるが、感染病のリスクはtotoにおいてはそれほど考えなくてもよさそうだ。

 とはいえ、結果的に広島も名古屋も消化試合が1試合少ないので、コンディション的には有利に働くかもしれない。

 今節の予想で、データ的に気になるカードを3つ挙げよう。

 仙台と横浜FMは通算対戦成績でいえば、仙台目線で9勝10分11敗とほぼ五分だが、実はそれぞれアウェイで勝利を多く重ねている組み合わせである。横浜目線でいえば、アウェイ仙台戦は6勝5分3敗と、負け率はわずか21%。データ的には横浜FMの引き分け以上が妥当かもしれない。

 札幌と神戸の一戦は、札幌がホームの場合に勝負がつきやすい組み合わせである。札幌ホームでは過去に11戦して、引き分けがわずか1戦。残り10戦はお互いに5勝ずつと完全に五分。現在の順位も札幌が8位、神戸が9位と肉迫しているが、勝ち点でいえば札幌が「12」、神戸が「9」と1試合分離れている。また、札幌が直接対決では3連勝中だけに、ここは札幌を推したい。

 横浜FCと広島の1戦は、お互いに4戦未勝利という調子が悪い状況ではあるが、データ的には横浜FCの苦戦が予想される。過去の両チームの対戦は、横浜FCのホームにおいて6戦あるが、実は横浜FCはまだ一度も広島に勝てていないのだ。横浜FCが負のジンクスを破るのか、はたまた広島が不敗を続けるのか、注目だ。

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