とはいえ、後半になってから選手が前向きにボールを持つことが多くなったのも事実。特に左サイドではいくつか勝負する場面も見られた。石原直やタリクのボール保持や展開、あるいは位置取りがチームを助けた。ただ、勝負したあと、あるいはボールを動かした後のチームとしての動き出しや展開が乏しく、迫力に乏しかった。川崎との最大の違いはそこだった。

 これで、1勝1分5敗で16位。ここまで結果は伴っていないが、浮嶋監督が敗戦後に「ボールコントロールなどのちょっとしたところミスだったと思うので、そこをどう修正できるか」と話したように、表出した課題をつぶしていくしかない。

 

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