J1リーグ第7節 鹿島アントラーズ―FC東京
7月26日(日)|18:30 カシマサッカースタジアム
両チームともに、中心選手にケガ人が出た。鹿島では上田が、FC東京では東が、しばらく離脱する模様だ。
これまでも鹿島、FC東京とも、頻繁に先発の顔ぶれを変えてきた。ただし、鹿島は結果が出ない中での最適解を探す采配で、FC東京は豪華なメンバーの最も効果的な起用法の模索と、ベクトルは正反対での作業だった。その結果が、今の順位に反映されている。
この先を見据えても、特に過密日程となる今シーズンは、チームの総合力が求められる。ケガ人の穴を埋めるチーム力を打ち出せるか。夏に入ろうとするこの時期に問われる、大きなテーマである。
■鹿島アントラーズ
17位 勝ち点3 1勝0分5敗 得点5、失点11、得失点差―6
【出場停止】なし
【出場微妙・故障者】上田
【直近5試合結果】
●A湘南 0-1
◯H横浜FM 4-2
●A浦和 0-1
●H札幌 0-2
●A川崎F 1-2
【通算対戦成績】
通算 46試合・23勝10分13負
ホーム 23試合・14勝 4分 5負
アウェイ 23試合・ 9勝 6分 8負
【直近対戦成績】
2019年 9月14日 J1第26節 H2◯0
2019年 4月14日 J1第 7節 A1●3
2018年 8月 1日 J1第19節 H1●2
2018年 4月11日 J1第 7節 A1●2
2017年 7月 8日 J1第18節 A2△2
【今節のみどころ】
第5節に昨季王者の横浜FMを相手に今季初勝利を挙げたが、前節では一気にムードは暗転した。湘南相手に敗れた上に、得点を挙げていた上田が負傷。上昇への再考を促されることとなった。
エヴェラウドをサイドに置く試合が続いているだけに、トップに入るのは伊藤と、指揮官の信頼厚いファン・アラーノか。右サイドハーフには土居の起用も考えられるが、今季初勝利の試合で先発した遠藤に、それまでの交代出場時のような勢いをもたらすプレーを期待したいところ。
近年はFC東京相手に分が悪い。それだけに、たとえ1ポイントでも上乗せできれば復調への一歩となりそうだが…。