J1リーグ第6節 セレッソ大阪―ヴィッセル神戸
7月22日(水)|19:30 ヤンマースタジアム長居
互いに今季リーグ戦で、まだ1敗しかしていない好調なチーム同士による阪神ダービーだ。4-4-2のフォーメーションで戦い続けるC大阪と、試合中にもシステムを変更する神戸。スペインとドイツの智将による駆け引きも見ものだ。
C大阪は、先発を大幅に変えた試合もあったが、基本的には軸となる選手は固まっている。ロティーナ監督のコンセプトの体現が求められ、その道筋に沿ったゲームプランの遂行が、ここまでの結果につながっている。
神戸のフィンク監督は、昨季途中にチームを預かると、複数のフォーメーションを試すように採用しながら、チームの状態を上げてきた。今季も豊富な戦力をさまざまに調理しながら、勝ち点を積み上げている。
ピッチ上で指揮官の狙いを体現しようとする選手たち。その遂行の先にある勝利を目指し、頭もフルに回転させる試合となりそうだ。
■セレッソ大阪
2位 勝ち点12 4勝0分1敗 得点7、失点4、得失点差3
【出場停止】なし
【出場微妙・故障者】永石、西川、山内
【直近5試合結果】
◯A広島 2-1
●H名古屋 0-2
◯H清水 2-0
◯AG大阪 2-1
◯H大分 1-0
【通算対戦成績】
通算 33試合・15勝 5分13敗
ホーム 17試合・10勝 1分 6敗
アウェイ 16試合・ 5勝 4分 7敗
【直近対戦成績】
2019年11月23日 J1第32節 A0●1
2019年 4月24日 ルヴァン予選(4) H1◯0
2019年 3月13日 ルヴァン予選(2) A0△0
2019年 2月22日 J1第1節 H1◯0
2018年 8月 1日 J1第19節 H1△1
【今節のみどころ】
第4節では名古屋に今季初黒星を喫したが、続く広島戦できっちり勝利を取り戻した。実直な歩みが、2位タイという現状につながっている印象だ。神戸相手にも、特段変わった対策はないだろう。
チームのベースは固まっているように思えるが、前線とともに試合中に交代が多いのがサイドハーフ。左の清武―丸橋、右の坂元―松田と、個性は違うがともに面白いコンビネーションを見せる。交代選手が入ればまた違う味が出るわけではあるが、特に勢いに乗っている印象のある坂元には、早くに得点に絡む仕事を期待したい。3連戦の第2戦という疲労が気になる状況であれば、なおさらだ。