J1リーグ第6節 北海道コンサドーレ札幌―FC東京
7月22日(水)|19:05札幌ドーム
ようやく、北海道に今季初のJ1のゲームがやってくる。リーグ戦再開後も遠征先で合宿を続けていた格好の札幌にとって、待ちに待ったホームでの試合だ。
シーズン再開後も、札幌はペトロヴィッチ監督が手腕を発揮していた。「資金力が豊富なクラブではない」と語り、若い選手もうまく使って関東圏での4試合を無敗で乗り切った。交代枠も存分に使い、試合中にも頻繁に選手のポジションを入れ替えていた。
対するFC東京は今季、逆転勝ちした開幕戦からブラジル人選手の活躍が目立つ。橋本は移籍したが、日本代表クラスの選手に、即戦力の大卒ルーキーと、個人の力も十分だ。
資金力は、結果に直結するのか? 近年の対戦では札幌が盛り返しているが、悲願の初優勝を狙うならば、FC東京にとっては力をしっかり証明しておきたいところ。お互いの意地が、真正面から激突する。
■北海道コンサドーレ札幌
7位 勝ち点8 2勝2分1敗 得点8、失点7、得失点差1
【出場停止】荒野
【出場微妙・故障者】鈴木
【直近5試合結果】
△A仙台 2-2
△A湘南 0-0
◯A鹿島 2-0
◯A横浜FC 2-1
●A柏 2-4
【通算対戦成績】
通算 21試合・ 6勝3分12敗
ホーム 10試合・ 4勝1分 5敗
アウェイ 11試合・ 2勝2分 7敗
【直近対戦成績】
2019年 8月24日 J1第24節 H1△1
2019年 5月18日 J1第12節 A0●2
2018年 8月19日 J1第23節 H3◯2
2018年 5月13日 J1第14節 A0△0
2017年10月21日 J1第30節 A2◯1
【今節のみどころ】
ついにホームへと戻ってきた。千葉でキャンプを張りながらの4試合で2勝2分けという無敗での帰還は、十分に誇れる成績だ。
また、苦しい状況の中でも、大卒新人の田中らが勝ち点獲得に貢献するなど、新しい可能性も芽吹こうとしている。荒野が出場停止となる今節、田中は2度目のリーグ戦での先発が予想される。ホームのファンに、しっかりプレーを記憶にとどめてもらういい機会だ。
前節に初先発したドゥグラス・オリベイラもおり、一回り成長したチームの姿を、北の大地で力強く披露したい。