■首位FC東京を猛追!遠藤渓太も躍動する柏レイソル、複数タイトル奪取への道程

 新加入選手が柏の難しいパス・サッカーを習熟して、チームに溶け込むスピードも非常に速い。

 例えば、遠藤渓太という選手はどちらかといえば単独でドリブルで突っ込んでいくような印象が強い選手だったが、今ではパスとドリブルを使い分けながら、柏の集団的なサッカーになくてはならない選手になっている(そもそも、小屋松だって、インサイドハーフかシャドーのイメージが強かったが、柏に加わってウィングバックとして見事に変貌した選手だった)。

 柏は現在、J1リーグでは首位のFC東京と勝点2差の4位につけ、ACLEでもリーグステージで4位。ルヴァンカップも11月には準々決勝があり、さらに天皇杯全日本選手権大会でも勝ち残っている。高額の移籍金を使って大量補強をしているわけではないが、リカルド・ロドリゲス監督の手腕によってすっかり選手層が厚くなったことで、柏はこの過密スケジュールをこなすことができるチームに成長したようである。

 あの美しいパス・サッカーを武器に、柏がいくつのタイトルを獲得することができるのか楽しみにしたい。

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4